デジタルRT検査(DR) 検査概要 デジタルRT検査とは、近年病院でのレントゲン写真では一般的となったパソコンの画面に撮影写真を表示するデジタルの放射線透過試験です。 試験体の片側から放射線(X線)を照射し、反対側にセットしたデジタル検出器に試験体の内部を投影させることによりデジタル画像の取得を行ないます。 放射線透過試験を実施することで、配管溶接内部欠陥の発生状況を配管を切断することなく観察することが出来ます。 溶接部は鋼厚さが厚いためX線写真では白く表現され、欠陥等の空洞は黒い陰となって表れます。 従来のアナログフィルムを使用した撮影に比べて、デジタル検出器を使用すると短時間で、少ない放射線量で撮影可能です。 配管溶接部以外でも配管腐食検査、内部異物確認等に適用可能です。 装置の特徴 ・フィルムの現像処理が不要である(所要時間20分程度) ・撮影時間が短い(1箇所につき1分程度) ・ポータブルのX線源が利用可能 ・配管に保温材、カバーが付いていても検査可能 ・撮影のやり直しが容易である ・運転中の配管も検査可能(条件有) 問題解決 当社では、放射線透過試験を設立以来、35年実施してきました。数々の経験、事故事例から数多くのノウハウを学んできました。 これらのノウハウを生かし、皆様の課題に対して、様々な検査方法を提案しております。 「こんな箇所を撮影できるのか??」「最適な撮影方法は??」 と迷われましたら、是非一度、ご相談下さい。