配管用・エックス線検査 検査概要 放射線透過試験とは、試験体の片側から放射線(X線)を照射し、反対側にセットしたX線フィルムに試験体の内部を投影させることにより試験体の評価を行ないます。X線撮影を活用することで、配管溶接内部欠陥の発生状況を配管を切断することなく観察することが出来ます。もちろん運転中のままで撮影できます。配管工事も不要ですし、撮影は10~15分程度で完了します。 溶接部は肉が厚いためX線写真では白く表現され、欠陥等は黒い陰となって表れます。X線写真では医療でのレントゲン写真と同じようにネガの状態で現れますので、視覚化することが出来、検査記録として活用できます。 <小口径配管検査状況> <大口径配管検査状況> 装置の特徴 ・取り扱いが簡単、どなたでも設置可能。 ・配管に直接固定でき、足場が無くても設置可能。 ・360度回転するので、角度も自由自在。 ・距離を一定に保てるので、撮影条件の変更が容易。 ・水平方向のみならず垂直方向にも固定が可能。 ・どの位置にも固定でき、リングの大きさを一定にして撮影可能。 問題解決 当社では、放射線透過試験を設立以来、36年実施してきました。数々の経験、事故事例から数多くのノウハウを学んできました。 これらのノウハウを生かし、皆様の課題に対して、様々な検査方法を提案しております。 「こんな箇所を撮影できるのか??」「最適な撮影方法は??」と迷われましたら、是非一度、ご相談下さい。 <放射線撮影室>